賃貸の部屋を借りる際の初期費用の中に”礼金”というものがあります。
礼金は敷金とは違い返って来ないお金です。相場では大体１～２ヶ月分が多いですが、礼金無しという物件もあります。
礼金は何に使われるお金？
敷金は基本的には大家さんに払われるお金です。昔、家がまだ少なかった時代の貸してくれたことへのお礼の慣習が残ったものです。
ただ現在では不動産会社にそのまま支払われる形の場合が多いように思います。
名目としては大家さんからもらうべき広告費用を礼金で補填しているということのようです。
礼金は払わないといけないの？
実は礼金は法律で定められていないお金なので、支払いの義務自体はありませんが、契約条件として礼金がある場合は支払わなければいけません。
ただ条件の悪い物件や長期間入居の無い物件などは値引き交渉が可能な場合もありますので、一度不動産会社に相談してみて下さい。
礼金ゼロ物件って大丈夫？
近年増えてきている礼金ゼロ物件ですが、ゼロと言われるとなにかあるんじゃないかと疑ってしまいますよね？
ただそんなに心配することは有りません。礼金ゼロ物件のパターンは2つあって
1.礼金ゼロの分賃料を高く設定しているもの
2.借り手がいなくて集客のためにゼロにしているもの
大体この2つです1.の場合は長期間住む予定があるのなら礼金ゼロでは無いほうがいいですね。毎月少しずつ払うので長く住めば住むほど支払う量は増えていきます。2.の場合は自分の住みたい場所が礼金ゼロ物件ならラッキーですね。わざわざ2.を狙いに行く場合はリサーチが必要になります、あえて不便で人が借りなさそうな物件を選んで行きましょう。
